ペーロン競漕
毎年5月の最終日曜日に開催されるペーロン競漕。
ペーロン船と呼ばれる木造船に艇長1名、舵取1名、太鼓1名、 銅鑼1名、漕手28名、計32名が乗り組み、漕手は櫂(かい)を持ち、ドラと太鼓の音を合図に漕ぎ、 その速さを競います。
相生でペーロン競漕が始まったのは1922年(大正11年)。 長崎出身の播磨造船所(現在のIHI・・・石川島播磨重工業株式会社)従業員によって始められ、 終戦の年までは毎年5月27日の海軍記念日に行われ、 1963年(昭和38年)からは現在のように、相生ペーロン祭の行事の一つとして 盛大に行われています。
ちなみに、ペーロンとは中国語の「白龍(パイロン)」が訛ったもの。 日本には300年以上前に長崎に伝来し、現在では長崎と相生のほか、沖縄などで、 こうした競漕を行っています。
相生のペーロン船には、 昭和55年に登場した四代目の「飛龍、雲龍、昇龍」の3本、 昭和60年に登場した五代目の「天龍、白龍、神龍」の3本 (全長は12m、幅1.58m)、 平成2年に登場した六代目の「海龍、蒼龍、輝龍、瑞龍」の4本 (全長13m、幅1.58mで、四代目・五代目より1m長い)、 合わせて10本のペーロン船が使用されていますが、 今年のレースでは飛龍と雲龍は使用されてませんでした。


一般女子の部では11チームが参加してました。
男性チームにも負けない好タイムを出すチームも。







[おまけ]


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