かもかもラーメン食べ歩き

《岡山県版》

2004年12月4日更新


これまで私・かもねぎが過去12年間に食べに行ったことのある岡山県内の情報です。
中には閉店してしまった店もあるかと思いますが、その辺の情報がわからないため
そのまま普通に掲載してます。行ったが店は無かったぞ…等の文句は言わないでね。


  

新 京
(岡山県倉敷市)

 新京という店名は馴染みがないけれど、「ベトコンラーメン」というと「ああ、あの店ね」 という感じで倉敷の水島にある百万両と共に、私がラヲタする前から知っていた岡山のラーメン店の一つ。 本店は愛知県の一宮市だけど私はベトコンと聞くと愛知の本店よりもこの岡山県の店のほうをイメージしてしまうのです。 やはりここも地元の人気はすごく、駐車場は車でいっぱいで、外に数人の行列があり、 さらにその行列は店内までずらりと続いていた。結局1時間ちょっと待ったかな? やっと席についてベトコンラーメンを注文。ベースは醤油ラーメンで、炒めたニラとモヤシ、 それに中までやわらかくなったニンニクの塊が入った豪快なラーメンで少しピリ辛仕上げ。 いかにもスタミナつきそーな食べ物。そんなラーメンをいろんな世代の老若男女が食べておるのです。 首もすわらない乳児を抱いて食べにきている若夫婦までいて、そうまでして食べたいものなのか〜と思わずにはいられませんです。
 ちなみに店の場所はJR瀬戸大橋線の茶屋町駅から徒歩圏内であることが判明〜。車でなくてもなんとか行ける模様。

2004年9月12日の食べ歩き


  

ラーメン屋敷
(岡山県倉敷市)

 倉敷にあるラーメン屋敷というお店、見かけはごく普通なのだけど、たかおさん曰く、 以前は店のテントに『北海道から沖縄まで全国のテレビ雑誌等で紹介されてた店』だとかなんとか書かれていて、 何かと妖しい雰囲気だったらしい。ちなみに私はこの店がテレビや雑誌で紹介されていたことはまったく知りません。 店もたかおさんが知っている時代とは違って広くて綺麗になったようです。
 とりあえずカウンター席に座り、1杯500円のラーメンを注文。 ラーメンは鶏ガラや煮干しなんかのダシがベースの醤油味で香りがなかなかヨロシ。 やや甘い味のするこくがあってまろやかなスープ。チャーシューは脂身がジューシーで結構美味しい。 あまり期待していなかったけれど全般的に見ても割と良い感じ。

2004年9月12日の食べ歩き


  

丸 福
(岡山県倉敷市)

 倉敷市内・マルナカの横にある、どこにでもあるような駐車場を兼ね揃えたロードサイト型の新しい店。 店は新しいけど、実は倉敷の老舗ラーメン店なんだとか。 つけ麺をメニューに出したのも岡山最古の店らしい。 メニューを見てみると値段がとにかく安い。ラーメン1杯400円という安さ。 安いからといって具が少ないとかそんなこともないし、店が変わるつい数年前までは350円だったらしい。
 ここの麺は自家製麺だそうで、ツルツルとした食感のある中細ストレート麺。茹で加減は少々ヤワ目。 麺自体は美味しい部類だと思うけれど、麺とスープにはそれほどインパクトは感じなかった。 しかし、ラーメンを1杯400円という安さで提供しているところなんかは大きく評価します。

2004年9月12日の食べ歩き


  

お多津
(岡山県笠岡市)

夕方5時過ぎにお多津到着。すでに大勢の人がお多津に集結していて、 地元民に混じって関西ラヲタの面々がわんさといることに違和感を感じつつ席が空くのを今か今かと待つ我々なのでありました。 しかし妖しい〜。
 20数分待ってようやくカウンターが空いたので、うち4人が先に席に着く。今日のお多津のラーメンは、 いつもの透き通ったスープと煮鶏に細麺ではなく、歯ごたえのある中太麺で白茶濁したスープに豚のチャーシューと、 今までのお多津のラーメンとはまったく違った方向の味だった。 今までの見た目もキレイで上品なラーメンのイメージとはまったく違った見た目ワイルドで気迫のあるスープっちゅう感じ。 煮豚チャーシューはプリプリして美味しかった。いつものお多津のラーメンと全然違っていたので戸惑っていた人もいたけど、 私はコレもOKです。夜遅くにはつけ麺も出ていたとか?一度、お多津のつけ麺、食べてみたいですね。

2004年9月12日の食べ歩き

  

玉 松
(岡山県御津郡御津町)

 岡山市内から津山方面へ10キロほど走らせた国道沿いにある店。 山小屋風の建物で、周辺を山に囲まれている場所で周囲には何もない場所。 国道沿いとはいえ、こんなところで営業しているんでちょっと驚き。 ちなみにこの店は松系と呼ばれる系統のラーメンを出す店らしい。その松系って私は何なのかよくわからないけど、 ここのスープは豚骨をベースに数種類の野菜・蜂蜜・スパイスで煮込んでいるという。
 メニューは普通の中華そばの他、チャーシューメン、唐揚げラーメンなどいろいろあり、 岡山県にしては結構値段が高かった(中華そばは1杯610円)。スープは濃厚だけど深みがあり口当たりは良い。 蜂蜜が入っているので、甘い味が強いのかなとも思ったけどそうでもない。麺は硬めで注文したけどそれでもヤワかった。 普通のラーメンでも割とボリュームあるのだが、我々の周囲のテーブルを見ていると大盛りで注文している人の多いこと多いこと。 大盛りはどんぶりが結構でっかいのだ…。

2004年9月12日の食べ歩き


  

坂 本
(岡山県笠岡市)

 笠岡を代表する老舗「坂本」。 日曜祝日は休みで、しかも午後3時には店を閉じてしまうと言う短時間営業店なのでなかなか行くチャンスがなかったけど、 今回のツアー1軒目に設定。午前11時に行くとすでに7〜8人ほどの客の入り。
 笠岡のラーメン独特の歯ごたえのある固い煮鶏と、斜め切りにしたネギ、味わい深いメンマがトッピングされ、 スープはあっさりとした鶏ベースの醤油味。 麺はストレートの中細麺というように、笠岡ラーメンの典型的な味を出している。 ひさびさに一滴残さずスープを飲み干しました。美味〜。

2004年2月21日の食べ歩き

  

百万両水島本店
(岡山県倉敷市連島町)

 倉敷では有名な店。 この店には初めて来たけど、私がラヲタになる以前から店の名前だけは知っていたほどだったので有名かと思われ。 ちょうど正午頃に行くと店は人でいっぱい。人気の程がうかがえる。
 カウンターにはなぜか500円玉1枚と100円玉3枚、50円玉2枚の合わせて900円が置かれている。 前の客が置いたままなのかと思ったら、カウンターのところどころにある。 代金を払う時、客がそこに金を置いて、釣り銭が必要ならそこから釣りを取ってくという、 いわばセルフサービス精算システムなわけ。 常に900円が置かれている状態なので1杯450円の代金を払うと、その場には1350円が残ることになる。 2人分だと1800円。店員さんはその都度そこから客が置いた分だけを取り、常に900円置いた状態にする。 客が食べ終えるたびにいちいち客のところに来て釣り銭を渡して…という作業が省略でき、 客としてもお金を払うのに店員さんを呼ぶ手間が省ける。 客とお店側の信頼関係で成り立ったとても合理的なシステムには感心。 メニューは中華そば(450円)のみだから成せる技なんだろう。
 もう一つビックリしたのは、調理場に並べられている丼の数の多さ。 そして一気に10人前もの量を手際よく作り、 作るのも一気だとそのラーメンも一気にお客さんへ配っていくのだった。 その完璧な仕事ぶりにはまた感心。

2004年2月21日の食べ歩き

中華そばは450円。鶏ガラベースの醤油味ラーメンであっさり味。 チャーシュー、メンマの量も少なくないので、これで450円なら結構お得。

  

支那そば一龍 倉敷店
(岡山県倉敷市平田)

 山陽道の倉敷インターから少し走らせた場所にある郊外型店。この倉敷店のほか、 岡山市内にも店があるらしい…。
 メニューはしょうゆ味…600円、ごま味…650円、 しお味…700円の3種。しお味は限定品だとのこと。 限定品に弱い私は当然「しお味」を注文したのでした(笑)。
 あっさりとした塩味のスープは鶏ガラベースで、 あとは昆布のほか魚介系の何かが入っているかと思われる…。 麺は少し硬い目のコシのある細ストレート麺。 トッピングは柔らかいチャーシューと半熟の味玉、ネギ、キクラゲなどが入っている。 しかし、特に何か際だってる物があるというワケではないし、 限定という割にはそれほど特別な味でもないけど、1杯が700円と少し値段は高めに設定されていて、 さらに消費税別なので割高感ありだった。

2004年2月21日の食べ歩き

  

お多津
(岡山県笠岡市)

 あー、これで4度目のお多津になります。 この日は晩7時から関東、関西、中国地方のラーメン好きが集まる宴会があるのでした。 その前にお多津でラーメン。すでにパーマンさんなど関東から来られた皆さんが食されてまして、 私らが食べ終えた頃には、あの大崎さんも登場〜。 皆さん初めてのお多津の味は、いかがだったでしょう??

2004年2月21日の食べ歩き

  

みやま
(岡山県笠岡市)

 笠岡市の南部、神島大橋の近くにある店。 三洋旅館での宴会のあと地元の方の案内で行ってきました。
 廃材を利用して造られた店はテーブルも独特で、そんなお店で食べられるラーメンは 魚系の風味のあるスープ、麺は平打ち麺で尾道ラーメンっぽい感じ。 スープは鶏ガラと魚介系か?と思ったら、 背脂以外は豚骨・鶏ガラなどの動物系を使っていないそうで、 煮干し・カツオ・昆布から取った和のスタイル。なかなかの美味。

2004年2月21日の食べ歩き

  

お多津
(岡山県笠岡市)

 広島からの帰り、笠岡のお多津に立ち寄る。 お多津へはこれで3度目の来店で、今回はカウンター席に座り、 私の隣に座っていた地元の男性客と話をする機会があった。 その人はお多津でラーメンが出る時にはいつも来ていて、 ここ最近は土曜日に実施することが多く、 仕事帰りに立ち寄れる機会が少なくなってしまったとぼやいていました。 私ら県外の者にとっては土日にやってもらえるととても有難いのだけど、 地元の人にとっては、むしろ平日実施のほうがいいようですね(^^;
 ラーメン美味しかった。写真はラーメンの塩。 これで税込み600円は、やっぱりお得。

2004年1月10日の食べ歩き

  

山 金
(岡山県新見市)

 米子から伯備線で岡山へ向かう途中、新見で50分の連絡待ちがあったため、 途中下車して新見の老舗・山金へ行ってきました。
 メニューは中華そば(普通)…500円、中…580円、大…630円、 カツラーメン…680円、チャーシューメン…630円、唐揚げラーメン…680円など(価格は税別)。 中華そば(中)を注文。わりとシンプルな中華そばで、 熱々のスープは鶏ガラペースのあっさり醤油味で、 丼を手に持って一滴残さずゴクゴクと飲めちゃう。 特にコレと言って際だったラーメンではないけど、 近くに来たら立ち寄って損は無い店です。

2003年12月21日の食べ歩き

  

お多津
(岡山県笠岡市)

2度目のお多津訪問です。 今回のラーメンは醤油ダレが別に用意され、 自分の好みの量を加えて味を調節するという、ちょっと変わったスタイル。 私は半分程度入れたくらいでも丁度良かった。 この繊細な味わいのラーメン、いつでも食べられる物ではないのが残念。
この日はラーメン以外にも、ビールを飲んで鯖寿司もいただきました。 お店は高級っぽいのにラーメンは600円だし、他のメニューもそう値段が高いわけでもない。 今度は天ぷらを食べに行きたいな〜。モチロン、ラーメンもね!

2003年10月18日の食べ歩き

  

お多津
(岡山県笠岡市)

岡山県の西端・笠岡に、不定期で美味しいラーメンを出す和食店があるとの情報をひろぴお姉さまより頂き、 今回のツアーの目玉・最後のシメにと選びました。
実はこのお多津、笠岡駅近くの老舗旅館の1Fにある日本料理店であり、 こんな店で本当にラーメンなんて出てくるの??…と全員疑問に思いつつ店に入ると、 店内は満席で、その客のほとんどがラーメンすすっていた。 これには我々みんなビックリ…(゜o゜)
席に着くもメニューにラーメンの文字が無く、ちょっと不安に…。 でもちゃんと塩と醤油の2つが用意されていて、しばらくして写真のラーメンが出てきました。 (写真は「塩」。赤く見えるのは糸唐辛子)。 見かけはとてもシンプルで、とてもあっさりしていて一口スープをすすってみると口の中いっぱいに広がる旨さ。 細い麺も絶妙な茹で具合でスープと調和していて素晴らしい。 トッピングの肉気も普通の豚のチャーシューではなく独特の臭みの無い鶏でした。 日本料理店が出すラーメンってどんなんやろうとここへ来るまでに色々と想像していたけど、 我々の期待を裏切らず、それ以上のラーメンをいただけて、とても満足なひとときでした。
ちなみにラーメンの値段がいくらかわからずちょっと不安だったけど税込みで600円だったのにもビックリ。 750円くらい取るかな〜と思ってたのに…。他の天ぷらなどの料理も美味しそうで、値段も比較的安かったのでそれにも驚いた。
またいつか食べに行きたいですね〜。今度は天ぷらも食べたい!

2003年9月13日の食べ歩き

上の写真は「塩」。この日のスープは親鶏ガラをメインに、サワラ、マナガツオのアラも使ったというものだそうです。
[注意]…お多津でラーメンが出されるのは不定期であり、 いつでもあるメニューではありません…。

下…お多津の玄関。

  

豚 平
(岡山県津山市)

倉吉からR179人形峠経由で津山の院庄に出て、院庄インター正面にある「豚平」に立ち寄りました。 この店へ来たのは初めてだけど店主の奥さんでしょうか、お店の女性が「お客さん、以前にも来られたことありますよねぇ?」と言う。 「え?初めてですが…??」 「テレビとか雑誌に出てる方ですよねぇ?見たことある顔だし〜」と、私と友人にそう言う…。このオバサンは何を勘違いしているのやら。
とりあえずラーメンを注文。値段が一杯700円と結構割高。出てきたラーメンは一面に油が浮いていて、チャーシュー数枚トッピング。 やはり結構油っ気多くてムカムカする。でも個人的には割と好きな味。 お店の人がいろいろと話しかけてくる。どうやら私らを誰かと勘違いしている様子。どっかの芸能人やスポーツ選手と間違ってるのかな…。 そのうち、サービスです…と、甘くて冷たいローヤルゼリー入りアイスティーを入れてくれた。 他の客には無いようなので私たちだけ特別。 いったい誰と間違っていたんやろ…と謎に思っていたけど、半月後に実施された夏の望麺会に参加した時、 東京からあの「大崎さん」が来られていて、 「あ、そうか」と思った。豚平の店の人は私の友人を大崎氏と思いこんでいたのでしょう。 実は少し雰囲気が似ているのです。(似ているとは言えない)

2003年7月19日の食べ歩き






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