7月1日
平成2年3月6日より、西鉄と神姫バスとの共同で運行を継続していた
神戸(三宮)〜福岡(博多)間の夜間高速バス「山笠号」(神姫は「プリンセスロード」)が、
この日より運休されました。
このルートも他社と同様に全国的な高速バスブームに乗り開業し、
開業当初は、休日、盆・正月には増車便を出すほどの人気を得ていましたが、
ここ近年の景気低迷と、新幹線、航空機との競合によって乗客が減り続け、
平日には採算ラインを下回る乗客しか利用していませんでした。
特に関西と九州間においては、新幹線と航空機との競合が激しいため、
運賃面でも格安切符が登場しており、バスの片道運賃(10000円)に割安感が
なかったことも利用客減少の原因の一つでした。
なお、西鉄では夜間高速バスからの撤退をすすめており、この神戸線のほか、
6月1日からは松江線・鳥取線から西鉄のみが撤退、
7月1日から金沢線・高知線からも撤退しています。
情報提供・・・・すだち&おにおんさん、たけぼうさん
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