4月8日
淡路タクシー(本社・洲本市)は4月8日より、津名郡一宮町の郡家―山田間のバス路線「山田線」について、
運行区間を郡家から観光施設「パルシェ」(一宮町尾崎)まで延伸しました。
パルシェは温浴施設などが人気で、これによって町の中心部と公共交通機関で初めて結ばれることになります。
この路線開業を要望した一宮町は「住民の利便性を高めるともに観光客も呼び込み、
利用者増につなげたい」としています。
延伸路線は郡家―パルシェ間の約3.2キロで、所要時間は約13分。
停留所は郡家を出ると、「北山県住前」「二子川」「パルシェ」となり、
そのうち「北山県住前」―「パルシェ」間は自由乗降区間となります。
山田線のダイヤは一日8往復で、そのうち午前11時台から午後4時台に3往復が延伸。
運賃は郡家―パルシェ間で大人210円。
今回の延伸は郡家でのバスの待機時間を利用する形での延長運転となります。
山田線は、運行経費の赤字分を一宮町が補填し、1999年度の赤字補填分は780万円。
山田線は1950年5月に、淡路交通が運行を始めたものの、人口減やマイカーの普及などで利用者が減り続け、
90年4月に廃止し、以後、淡路交通の子会社である淡路タクシーが運行を引き継ぎ、
マイクロバスを走らせています。
情報提供・・・・とん吉さん
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