4月3日
伊丹市交通局では、この日より「環境定期券」制度を導入しました。
週末などにこの定期券の所持者と一緒に乗れば運賃が半額となる仕組みで、
マイカーの利用を減らし、二酸化炭素(CO2)を抑えることなどが目的。
同様の制度は横浜市バスや神奈川中央交通などで始まり、
近畿の民間バス事業者でも京阪宇治交通でスタートしていますが、
近畿の公営では同時にスタートする京都市交通局とともに初の試みで、
先行の横浜では、利用者のバス離れにも歯止めがかかるなどの効果がみえているそうです。
伊丹市交通局によると、市バスの収益は毎年2〜3%減が続いており、
98年度決算見込みは、前年度比で3400万円のダウン。
環境定期券は、これまでバスを利用しなかった人にも関心を持ってもらい、
CO2削減に役立てようと導入を決めたものです。
対象は市バスの一般定期券(通学定期は除く)で、土・日・祝日に、
この定期券を持った親族と同乗すれば、一緒に乗った人は、
人数にかかわらず大人100円、子ども50円と、普通運賃の半額になります。
ちなみに、同乗する際に親族を証明するものは必要ないとのこと。
(情報提供・・・・GUNさん)
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