尼崎市交通局では、この日から「ノンステップバス」が導入され、阪神尼崎で車椅子利用者を招いてのノンステップバスの導入式を行いました。
ノンステップバスは、関西ではすでに大阪や京都などで導入されていましたが、阪神間で登場するのは
伊丹に続いて尼崎市が２番目の導入となります。従来のバスなら路面からバス車内に乗り込むには２段のステップを登っていかなくてはならず、特に車椅子利用者にとって第三者の介護無しではとうてい利用できる物ではなかったのが ノンステップバスの登場によって身障者・高齢者に優しいバスになっています。
ただ、こうしたノンステップバスをせっかく導入しても、バス停付近の違法駐車のために、バス停に横付けできず、 ノンステップバスの性能が生かせないこともあり、また、停留所の位置の関係で(たとえば歩道が狭いなど) 車椅子での乗降が不可能な停留所もあったりと、問題はいろいろと山積みされています。
今回、尼崎市交通局では一気に１１台のノンステップバスを導入し、 今後導入するバスは、すべてノンステップバスにするとのこと。とても頑張っているようです。