■ 1999年11月のニュース
神戸市バス臨時24系統廃止
11月1日

95年から西神地区の仮設住宅住民の足として運行されていた臨時24系統が 仮設住宅の解消により、この日から廃止され、震災以前のダイヤに戻ることになります。
これにより、臨時24系統の経路上にあった「糀台南」「狩場台南」の両バス停も廃止となりました。

(情報提供・・・・よりしー/頼末さん)

神戸市バスチョロQ発売
11月4日

11月4日に神戸市バスのチョロQが発売されました。
市バスの路線バスと、観光バスの2種類があり、各2700個の限定、価格は1個630円(税込)。 上沢駅を除く地下鉄の各駅売店で発売。

市バスチョロQの人気は高く、11月6日には多くの売店では売り切れていたそうです。

(情報提供・・・・ひろさん、TAKAさん、ブルーウェーブさん)

伊丹市交通局ホームページ開設
11月10日

伊丹市交通局では伊丹市のホームページ内に交通局のホームページを11月10日より開設しました。
市バスの案内の他、全線の路線図、全停留所の時刻表、乗り場案内などが 掲載されています。
ホームページのアドレスは下記の通りです。

http://www.city.itami.hyogo.jp/k_kotsu/aa-bus/bus00.html

(情報提供・・・・ぺーちゃんさん)

淡路交通、淡路町内巡回バス運行開始
11月11日

98年4月から期間限定で運転されていた、岩屋〜道の駅あわじ〜ハイウェイオアシス入口間が 11月10日限りで運転取りやめとなりました。

また、11月11日より、淡路町の要請により淡路町内を巡回運転する淡路町巡回シャトルバスが 新設されています。
この路線は淡路町の集落に沿って南端の南鵜崎団地から北の温泉施設「美湯・松帆の郷」までを 巡回または往復する路線で、淡路町の要望に応える形で、淡路交通が陸運局に免許申請していたものです。
南北に細長く住宅が並ぶ淡路町では、住宅地を貫くバス路線がなく、 例えば、淡路町南部にある南鵜崎団地の住民が、北の国立明石病院岩屋分院に通うにも 一度岩屋ポートで乗り換えの必要があるなどの不便さがありました。
新設路線は2つの系統で、1つは南鵜崎団地から国道28号線を通り、 岩屋、大谷川、松帆の郷を経由、そこから県道バイパスを通りオアシス館入り口を経て 鵜崎、南鵜崎団地へと一周する巡回A系統と、もう1つは南鵜崎〜岩屋〜松帆の郷を 往復するB系統となります。
運賃を低く抑えるため、淡路町は淡路交通との間で「赤字が出た場合、 赤字分の一部(約四分の一)の助成」を取り決めており、 運賃は南鵜崎―松帆の郷間が300円です。
当面の運行期間は平成11年11月11日〜平成12年11月10日までの1年間で、この間に 客層と利用区間の状況を調査した上で、A系統、B系統の運行割合を変えていく方針です。

新路線は以下の通りです。

A系統=《循環》
南鵜崎団地→岩屋→道の駅あわじ→松帆の郷→オアシス館入口→鵜崎南団地
【運転本数】4便
【所要時間】40分

B系統=
南鵜崎団地−岩屋−道の駅あわじ−松帆の郷
【運転本数】往復4便
【所要時間】18分

(情報提供・・・・小笠原さん)

尼崎市バス、JR尼崎北バスターミナル使用開始と全線ダイヤ改正
11月12日

11月12日に、尼崎市バスが全線で時刻改正しました。
また、11月11日には駅北側のアミング潮江が全館オープンし、駅北側の整備が ほぼ完了したことから、新たに作られたJR尼崎駅北ターミナルへの乗り入れが 12日から始まりました。
JR尼崎駅北ターミナルに乗り入れるのは、11番(阪神尼崎〜阪急園田)、12番(阪神杭瀬〜阪急塚口)の 2つの系統のみで、 11番系統は、金楽寺−小田地区会館−工業高校−小田支所−JR尼崎(北口)−潮江というルートに、 12番系統は、小田保健センター−工業高校−小田支所−JR尼崎(北口)−潮江という経路にそれぞれ変更されます。 これに従い、この2つの系統はJR尼崎駅南のターミナルには乗り入れなくなります。
また、小田地区会館バス停は波洲通りに、工業高校バス停は長洲線に新設されます。 他のJR尼崎経由系統は変更されません。

さらに同日から12・21系統がJR塚口駅前交通広場に乗り入れを開始しました。

(情報提供・・・・SINJIさん、西宮太郎さん、)

神戸市バス路線再編成案発表
11月17日

累積赤字額が平成10年末現在で182億円に達し、 平成13年度を目標に「神戸市交通事業経営健全化計画」の実施に取り組んでいる 神戸市バスでは、市民や学識経験者などから構成された「神戸市交通事業審議会」において 路線改廃を含めた路線の見直しを行ってきました。

神戸市バス路線再編成の考え方の概要は

1.わかりやすく利用しやすい路線にする。
2.路線の健全化のため、路線の統廃合・短絡・変更など運行の効率化を目指す。
3.新たな需要に対応する。

また、答申によれば、見直し対象となる路線の基準は

  • 路線の長さがおおむね10Km以上である。
  • 鉄道駅2駅以上に接続している。
  • 路線のおおむね50%以上が鉄道(現行の地下鉄を含む)と平行している。
  • 路線が互いにおおむね50%以上重複している。
  • 赤字1億円以上、運行の効率が著しく悪い   など

また、平成13年度の地下鉄海岸線開業による見直し基準では
  • 海岸線と平行する路線は原則廃止する。
  • 市街地東部・西部からの路線はそれぞれ三宮・新長田駅に接続する。
  • 海岸線と平行しない南北路線などは原則維持するが、最寄り駅に連絡する。

その結果、神戸市バス79路線のうち、41路線が見直しの対象となり、その内訳は、 路線の延長1、変更6、短絡9,統廃合2、廃止6、再編による増減便が17となっています。

詳しいことは、神戸市交通局ホームページ内の 神戸市バスの路線再編成案についてのページに記載されています。

(情報提供・・・・SABUさん、あっきーさん、よりしー/頼末さん)
および、広報こうべ臨時号より抜粋。



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